梅毒の再流行の原因

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近年の梅毒感染者数は徐々に増加傾向にありますが、今年は昨年に
比べ2倍以上になり、厚生労働省や自治体も感染防止に大々的な
啓発活動をする事態になっています。

 

日本のみならず世界的な流行の原因には、従来の抗生物質
に耐性をもつTPA(=梅毒トレポネーマ)が流行に関与していると
専門家は見解を示しています。

 

TPAはエリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質に対する
耐性遺伝子に変異した結果、現在の流行になっていると結論
づけています。

 

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第二次大戦の終戦前後まで不治の病と恐れら拡散した梅毒は、
ペニシリンの登場で完治する感染症となりました。

 

それ以降も新しい抗生物質の登場で梅毒は完全に制御できて
おりましたが、2010年から急増に転じています。

 

梅毒は母子感染を除けば性的接触以外に感染しない病気です。

 

抗生物質に耐性をもつ新しく進化した梅毒トレポネーマが
広がりつつありますので、無防備な性交渉は控えなければ
なりません。

 

※引用元
http://www.tanken.com/baidoku.html